【禁じられた遊び】死者を蘇らせたい思いがもたらした脅威!

こんにちは、松波慶次です!

もう、タイトルからして分かりますよね……? そうです、こちら、ホラー小説です……。

『禁じられた遊び』をご紹介します。

以下ネタバレ注意です!

タイトル:禁じられた遊び
著者:清水カルマ

あらすじ

伊原直人の妻、美雪は不慮の事故に遭い、死亡してしまう。しかし、息子の春翔が美雪の指を事故現場で拾っており、「お母さんを生き返らせる」として、指を庭に埋め母の蘇りを祈り続ける。

やがて襲い来る、春翔の純粋な気持ちがもたらした脅威は、直人に好意を寄せていた元同僚の倉沢比呂子や、そのまわりの人たちにも影響を及ぼし……。

人を蘇らせようという思いは、やはり間違っているのでしょうか?

感想

今回の『禁じられた遊び』というホラー小説は、『火のないところに煙は』や『怪談のテープ起こし』とは違う感触でした。

その2つはまさに「怪談!」という感じでしたが、今作は「ゾンビ映画」を観ているよう。ですので、夜読んでも「怖い! 無理!」とならなかったです笑

もちろん、怖いな~と思うところはありました。奇怪な現象もありましたが、どちらかというとアンデッド系。「サイレントヒル」の印象を受けましたね(敵対するものの正体が)。

アンデッドのように蘇った美雪。すべての怪奇現象は美雪の力だとされていましたが、実はそうではなく息子、春翔の力だった。

それが分かったときは、驚きました。

そして、息子が母に抱く愛に、切なくなりました。そのあと、春翔が死に、その身体の一部を直人が手にしたとき……あれだけ恐ろしい目に遭っても、同じ過ちを繰り返そうとする姿に、辛くなりました。

自分の大切な人がもし、死んだら。

蘇ってほしいと思います。

また生きて、一緒に人生を歩みたいと思います。

ですが、人の「生死」を操ることは、許されざること

「死」を乗り越えていくのが、人生である。

……そう言ったところで、難しいことですよね。

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目次
  1. あらすじ
  2. 感想