こんにちは、松波慶次です。
著書3冊目、切なくも温かい、ヒューマンドラマ3本収録の短編集『鳥居をくぐるとき』をご紹介させていただきます。
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あらすじ
表題作含む3編収録の短編集。
「父の背中」
寡黙な父に対し反抗する息子。しかし、ある日悲劇が訪れ……。
子を思う父親が引き起こした、不思議な物語。
「鳥居をくぐるとき」
事故で恋人を亡くした守谷翔は、恋人と行くはずだったある島へ向かう。
その島に向かう船で、一人の男と出会う。
男は、その島の隠れた伝説として「死んだ人に会える」と言った。
「鳥居が出たら、気をつけな」
そんな意味深な言葉を残し、男は先に島へ降り立つ。半信半疑だった守谷の前に、鳥居が現れ……。
あなたは死んだ最愛の人に会いたいですか?
「夢の売買業者」
目に見えないものまで売買できる時代。「夢」も一つの商売道具だった。
夢を売ると、一億円手に入る。一億円払うと、夢が手に入る。
佐伯紀文は、夢を売りに来た。夢を売ると、その者が抱く少しの望みも叶わなくなる。
彼が夢を売る理由とは……?
切なくも温かい、ヒューマンドラマ3本収録の短編集です。
その島の隠れた伝説。
それは、「死んだ人に会える」というものだったーー。
著者の他作品
- 『自殺考察』…生と死をテーマに3作収録された短編集
- 『日記』…日記で綴られるどんでん返しのホラー小説
- 『藪無しの森で会いましょう』…その森に入ったら二度と出られない。サイコホラー。
- 『指輪を取り戻せ』…絵画の中の人物から指輪を取り戻す物語。他2作収録の短編集。
- 『真っ赤なツバキは夜に咲く』…怪異除去師と一人の青年の物語。ホラー・アクション小説。
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