こんにちは、松波慶次です。
今回ご紹介するのは、『チーズはどこへ消えた?』です。
手に取ってみると、思っていたよりも本は薄かったですが、内容は濃かったです。
タイトル:チーズはどこへ消えた
著者:スペンサー・ジョンソン
訳:門田美鈴
目次
内容
2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路の中を走り回り、チーズを求めていた。
ある日、チーズを見つけた彼らは、安堵し、チーズを食べる。ずっとそこにあると思っていたチーズは、しかし、ある日突然なくなっていた!
ネズミたちは新たなチーズを探す。しかし、小人たちはチーズを探しに行かなかった。なぜなら、なくなったチーズに執着していたから……。
感想
まず、本を手に取ったとき……
え、思っていたよりもめちゃくちゃ薄い!! と驚きました。ページペラペラしてみると、中身も読みやすそうな文章量といいますか、とにかく、想像と違っていましたね(ビジネス書って厚いイメージがあったので)。
有名+タメになるという前情報しかない中で購入し、読んでみると……なるほど、こういう話か。
変化が起きたときに動けるかどうか。そもそも変化が起きようとしていることを察知できるか。察知できたら、変化への前準備ができ、変化が起きたときに行動できたら、新たなモノを掴むことができる。
新たなモノ、それは、仕事なのか、物質的な豊かさなのか、人間関係なのか……。変化が起きたことを悲観的に捉え動けないでいると、事態は好転せず悪化するばかり。悲観的になっているヒマがあったら、新たなモノを求めて行動するしかない。変化を受け入れるしかない。
変化を受け入れた先には、素晴らしいものが待っているはずだから。変化に適応し遅れたら、変化が起こることよりも最悪な事態に陥るかもしれないから。
この本は、変化に適応することの大切さ、変化を察知することの大切さを教えてくれます。読むことで、変化する物事を前向きに捉える意識が育まれるでしょう。
変化が苦手な人、安定を求める人に、おすすめの1冊です。