こんにちは、松波慶次です。
NLPとは、日本語では「神経言語プログラミング」のこと。
心理学とかに興味がある方は、読んでみると面白いかもしれません。

タイトル:手にとるようにNLPがわかる本
著者:加藤聖龍
内容
NLPとは? という説明から、「脳の構造」や「言葉のチカラ」、相手と信頼関係を築くコミュニケーション方法などがまとめられた一冊。
イラストや図解を用いながら説明してくれているので、「文章ばかりだと読みづらい」という人にもおすすめ。
著者は、米国NLP協会認定トレーナー。
感想
知人からいただいた本のなかに今作がありました。心理学系は私が好きなジャンルなので、「お、面白そう」と思って読み始めました。
どうしたら相手の悩みを解決へと導けるか、言語化されていない情報を引き出せるか、信頼関係を築けるか……そういうコミュニケーションについてまとめられています。例えば、近年よく聞く「傾聴」という言葉。相手の話に耳を傾ける。ただ無表情で、じっと見つめて話を聞くのではなく、相手の感情に合ったテンションで頷きや相槌をする。話をきちんと聞いてもらえている、という安心感が相手に芽生えて、信頼関係の構築にもつながる。
相手の言葉を繰り返す「バックトラック(オウム返し)」も、相手はこちらが話を聞いてくれていると安心するので、不自然にならないように取り入れるといい。
ほかには、自分の苦い思い出を打ち消す方法や、自分のやる気や自信を引き起こす方法なども紹介されています。「それで上手くいくのか?」とは思ってしまいますが、きっと記されているやり方どおりに取り組んでみると、きちんと腑に落ちたり意識が変わったりするのでしょうね。
本作のなかで、私が特に印象的だったのが「優位感覚」の話。人間の五感には「利き感覚(優位感覚)」がある。「視覚」「聴覚」「身体感覚(味覚・嗅覚・触覚)」のどれかが優位である。
例えば、海と聞いたら、視覚優位の人は「波」や「砂浜」がイメージされ、聴覚優位の人は「波の音」や「カモメの鳴き声」が浮かび、身体感覚優位の人は「肌が焼ける感じ」や「波の手触り」などを連想する。
人によって優位な感覚があることに面白さを感じました。自分の優位感覚を探るには、自分の日記やブログなどのなかで、視覚的・聴覚的・身体的のどの表現が多いかを見ると、わかるそうです。
あとは、視線の動きでどこにアクセス(記憶、想像など)しているかがわかるというもの。ほかの心理学の本でも見たことがあるのですが、この本は視線の向きのアクセスについてより詳しく書かれていたので、「相手の無意識の視線の動きで何を考えているかがわかる」→「実際に相手の視線を見て記憶を辿っているのか空想しているのかなどを探るのも面白そう」……ということで、それは意識して実践してみようと思います。
あ、別に「あなた嘘ついてるでしょ!?」と責め立てるために活用するわけじゃありませんよ。ただの心理学的興味です。
「相手と適切なコミュニケーションをとる」「自分の落ち込んだ気持ちを高める」などは、誰にとっても必要なことだと思うので、心理学やコミュニケーション方法について興味がある方は、手にとってみてはいかがでしょうか?
