こんにちは、松波慶次です。
前回、「君のとなり」のサイコな作品を投稿しました(下記参照)が、書き上げて「暗いなぁ」と思ったので、恋愛編という別バージョンを作ってみました。
2019年3月17日に小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿した作品です。
君のとなり(恋愛編)
君のとなりはいつも僕。
ご飯を食べるときも、ベンチに腰かけるときも、ジェットコースターに乗るときだって、いつも僕がとなりに座っていた。
「カップルみたいね」って、よくお互いの親に言われたもんだ。僕はとても照れ臭かったのを覚えている。
でも決定的に違うのは、君は僕のことを「幼馴染」だと思っていて、僕は君のことを「好きな人」だと思っていること。
だから、僕はこの関係を壊したくなくて、十年間ずっと思いを秘めたままだった。
だから、君が僕に「好きです」と告白したときに、ドッキリなんじゃないかと疑った。
君は泣いていたね。嬉しかった?
僕が、君の告白の返事に「付き合ってください」と言ったことを。
僕が、実は十年前から君のことを「好き」だったことを。
僕が、喜びのあまり君を抱きしめたことを。
君の気持ちがどのタイミングで変わったのかは分からないけど、「幼馴染」から「好きな人」に昇格したことは、確かなことなんだよね?
あぁでもーー。
僕の方が、君を好きな気持ちは何倍も、何十倍も大きいんだ。
それは、君には絶対負けない。
僕は君を一生、大切にするよーー。
あとがき
恋愛だなー(笑)
個人的にはイヤミスとか、サイコとか、ホラー、サスペンスとか、ぐちゃぐちゃのどろどろの話のほうが好きなんですけどね。
まぁでも、何でも書けるようにならないと。
自分の武器を多く持っておかないと。
そんな感じで、ぐちゃぐちゃのどろどろの話以外も書いています。