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【殺戮にいたる病】その発想はなかった!すごい性癖の持ち主

こんにちは、松波慶次です!

今回ご紹介するのは、「殺戮にいたる病」です。

タイトルからして、危うそうな匂いがしますよね~~!!

危なくていい作品でしたよ♪

以下ネタバレ注意です!!

タイトル:殺戮にいたる病
著者:我孫子武丸

あらすじ

女性を死姦し、乳房を切り取る殺人者が出没。そのやばいやつは、乳房を切り取るだけでなく子宮も摘出し、持ち出すこともしでかした!

犯人はそれらを愛でる、愛でる、愛でる……!

このおぞましい行為をする犯人の正体とは!?

感想

もうね、この本の印象がね、すごいグロイの

①女性を性行為に誘う
②女性を性行為中に殺害
③女性を死姦
④愛した女性がいなくなったから、愛の象徴として乳房を切り取る
⑤家で愛でる

やばくないですか?

これ、私は書きながら「やばいなー」って思ってますよ。

④は、乳房+子宮を取り出す、もありますから。

想像できます?

あ、ちなみに私はこの本で「ネクロフィリア」という言葉を覚えました。ネクロフィリア=死体愛好家です。

基本、この作品はおぞましいことの連続。描写もグロイ。犯人の心情表現も、サイコパスとして恐ろしすぎる。

といっても、私はサイコホラー系は大好きなので、楽しく読ませていただきましたが笑

最後のね、オチね。

どんでん返しというのでしょうが、私は真相が分かっても「あぁ、そうか」とそこまでテンションが上がりませんでした。

犯人のミスリード役がぽっと出すぎるといいますか、「なるほどな~」くらいで「えっ!?」という衝撃がなかった。

そこは残念ポイントでした。しかし、ストーリーの猟奇性が面白かったので、十分楽しめます。

余談ですが、作者の「我孫子武丸」氏の「我孫子」が最初は読めませんでした。これで「あびこ」って読むの、すごいですよね。

もう一つ余談ですが、読書記録を綴る際に「ネタバレ注意!」と書いているからネタバレしてもいいんでしょうけど、思いきりネタバレ書けないですね笑

なんだろう? 書きたいんだけど、「いや、ダメだ」と心理的抑制がかかります。

やっぱり、紹介する本を読んでくれた人に「え!?」とびっくりしてほしいんでしょうね。

ただ、油断しないでください!(←何様)

「ネタバレ注意」と書いている以上、思いきりネタバレするかもしれないので、今後も私の記事を読むときにはお気を付けて(^^;

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