【実体験】猫アレルギーを克服した私の取り組みと治るまでの経緯

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こんにちは、松波慶次です!

実は私、猫アレルギーです。でも、「絶対に治してやる!」と信じて取り組んだことで、いまでは薬を飲まなくても問題なく生活できています。

この記事では、猫アレルギーで猫と寝られなくなり、涙を流している人のお役に立てればと、猫アレルギーを克服した私の実体験を綴っています。ぜひ、上から順番に読んでいってください。

私は医者でも鍼灸師でもありません。医学的な話をしたいわけでも、「私と同じようにすれば絶対に治る」と言いたいわけでもありません。ただただこの話は、猫アレルギーで困っている人の参考になればと、私の実体験を綴っているだけです。薬を飲まない選択とか、ご自身がとるアクションはすべて自己責任でお願いします。

目次

①はじめに

この話は、私が猫アレルギーを克服するまでの実話です。自分では「アレルギー撲滅キャンペーン」とか言いながら取り組んでいました。

クラス6(最大値)の重度の猫アレルギーで、猫と一緒に寝られないこと、これから一生薬とともに過ごすことにショックを受けた私。

しかしあるとき、鍼灸で「アレルギーが治る可能性がある」という話を聞きました。

わらにもすがる思いで鍼灸に通い、猫アレルギーが判明してから約3年、鍼灸院に通ってから約2年で、猫アレルギーを克服しました。

私が猫アレルギーになって、絶望し、何度も泣いたので、同じく猫アレルギーになっている人がまた笑えるように、猫と幸せに暮らせるようにと、猫アレルギーと診断されてから克服するまでの実体験を綴っています。

少しでも、猫アレルギーの人の力になりますように。

②猫アレルギー発症

2022年6月に家族に迎えたスコティッシュフォールドの「わらび」。私が夜に寝ていると、わらびがよく来て、一緒に寝ていた。スリスリして、甘えてきて、ときどき私の脇の辺りをふみふみして、グルグル喉を鳴らして……寝るときには私の身体にぴったりとくっつき、「寝返り打てないな」「寝づらいな」なんて思いながらも、幸せそうに眠るわらびの顔を見ると私も幸せで、少しくらいの窮屈さは余裕で我慢できた。

幸せな毎日。夜だけでなく、日中に私の寝室に遊びに来るわらびも、とても楽しそうだった。

喘息みたいな咳

そんなある日。あれは秋ごろのことだった。

わらびと寝ていたら喘息みたいな咳が出るようになった。ゼーゼーと掠れた息が出て、ゲホゴホと止まらない咳が出て……特に、寝転がると苦しい。身体を起こすと少しは楽になるけど、ゼーゼーするし咳は出るし。でも眠りたいからまた寝転がると、咳がひどくなってものすごく息苦しい。

わらびと寝るときだけでなく、普段から喘息みたいな咳が出るようになった。家の中のどこにいても息苦しく、窓を開けて喚起をすると少し良くなる、外に出るともっと良くなる。

家の中にいるとやばい。呼吸しても呼吸ができない。息苦しい。そんな日がしばらく続いて、「あ、これ死ぬ」と思って、アレルギー科の病院へ。そう、変な咳が続き、呼吸がしづらくなって少しして、頭の中にはよぎっていたのだ。「猫アレルギー」のことが。

それでも認めたくなくて、本当に猫アレルギーだったらと思うと怖くて、嫌で、一時のものだと信じたかった。

だが、命の危険を感じ、とうとう受診した。

猫アレルギー発覚

アレルギー検査をしたら、猫アレルギーの数値だけクラス6。最も高い。もともと花粉症はあったけど、ほかのアレルギー物質の数値よりずば抜けてた。

私は昔猫を飼っていた。先生いわく、そのときからバケツが溜まっていて、今回猫を飼ったことで溢れたのかもしれないとのこと。よく言われる、アレルギーのバケツの話。

先生は、「親とか、誰かに猫を手放したほうがいい」と言った。それだけ私のアレルギー症状は重い。「このままじゃ死ぬ」と思ったから、それは実感している。

でもそんなことしたくない。私のせいでわらびに迷惑かけたくない。私が勝手にアレルギーになったから、わらびは悪くない。

先生の提案に「無理です、できません」と断ったら、「猫が入れない部屋を作って。とにかく、寝室には入れないように」と言われ、鼻炎と気管支に効く薬をもらった。

薬は夕食後と夜寝る前。薬を飲むと、咳や息苦しさは収まった。私の猫アレルギーの症状は、主に咳と息苦しさ。呼吸器系だ。鼻水も出たけど、ひどかったのは呼吸器系だったし、だからこそ命の危険を感じた。

処方された薬を飲んでも、鼻水は出るときは出た。花粉症の薬も、病院で処方された薬はあまり効かず、いつも固定の市販薬を飲んでいたから、猫アレルギーによる鼻水も処方薬で効かないときは市販薬を飲んでしのいだ。

咳が出ないだけでも随分ラクだった。「死ぬんじゃないか」と思うこともなくなった。しかし薬を飲まないと、やっぱり咳がひどく、息苦しく、“死”を感じていた。

寝室閉鎖と深夜の号泣

猫アレルギーと診断されてからは、先生の指示どおり、泣く泣くわらびと一緒に寝ないようにした。猫が入らない部屋を作るということで、寝室を常に閉めておくように。

ドアを閉めて寝ていると、わらびは「一緒に寝ていたのに、どうして? 開けて?」というように、ドアをカリカリ、「くぅ~ん、うぅ~ん」と何度も、しばらく鳴いていた。そんな日が何日も続いた。

私はわらびに直接、心の中でも、何度も謝った。わらびに謝りながら、布団の中で「なんで猫アレルギーになったんだ」と枕を濡らした。

わらびは悪くない。猫アレルギーになった私が悪い。自分を責めて、わらびに謝って。数日も経てば、わらびも私が夜一緒に寝ないことを理解したみたいで、カリカリしたり鳴いたりすることはなくなった。

それでも、時々甘えたくなるのか、思い出したようにカリカリして、「くぅ~ん」と鳴いたりする。それを聞くのが辛い。ごめんね。猫アレルギーになるような脆弱な身体で本当にごめんね。何度も泣いた。

本当は、先生の指示を無視して、薬を飲んでからも週1くらいはわらびと一緒に寝たいと思ったけど、あの息苦しさを思い出すと、「わらびと寝ている間にぽっくり死んじゃうんじゃないか」と思って怖くて、結局週1も一緒に寝なかった。その分、日中はたくさん遊んで、かまって、甘えさせた。

毎月薬をもらいにいき、夜は一人で寝て、日中はわらびと遊ぶ。

数か月経って、そこそこ距離のある病院へ毎月薬をもらいに行くのが大変だったから、もう少し長期間分の薬を出してくれる近場の病院に替えた。

それでも、診察を受けること、薬を買いに行くこと、薬を飲むという行為、ほかの薬との飲み合わせを考えることなど、猫アレルギーに関するすべてが手間だし、お金もかかって、負担があった。

これから一生薬を飲み続けなければならない。生涯薬を手放せず、わらびとはいっしょに寝られない……その現実を考えると落ち込み、暗く沈んだ。

③鍼灸との出会い

アレルギーが判明してから約半年後のこと。たまたま鍼灸院へ仕事で行った。そこの鍼灸院の店頭に、「花粉症(アレルギー)にも効く」みたいなことが書かれていたから、「花粉症も治るんですか?」と聞くと、「治る可能性はありますよ」と。

え、マジで!? ってことは……「猫アレルギーも治りますか?」「治る可能性はあります」とのこと。

……なんと!

仕事中だったから、それ以上の深掘りはしなかった。しかし私の衝撃と期待は大きかった。一筋の光が見えた気がした。

鍼灸院の検索

そして、家に帰ってから、アレルギーへの効果をうたっている鍼灸院を調べまくった。仕事で行ったその鍼灸院は遠かったから、近場かつ車で行ける鍼灸院を探したところ、数件ヒット。

すぐにそれぞれに「鍼灸がアレルギーに効くと聞いたんですけど、猫アレルギーも治る可能性はありますか?」メールや電話で問い合わせた。

そのうち、「治る可能性はある」という返事があって、かつ、近場の鍼灸院へ行ってみることに。

ちなみに、猫アレルギー判明後、もう一匹猫ちゃんを飼おうと、譲渡会などに参加しまくっていた。アレルギーだろうがなんだろうが、もう一匹猫ちゃんが欲しい。アレルギーは薬で抑えられるし、そもそも私が勝手にアレルギーになっただけなのだ。「猫をこれ以上飼わない」という選択肢は頭になかった。

だから、当時、我が家の猫は2匹に増えていた。しかも、新たな子は長毛マンチカン。かわいいけど、毛が多い分アレルゲンも半端ない。

薬の効力が負けることはなかったけど、やはり、受診する手間や猫たちと思う存分一緒に過ごせないことを考えると、アレルギーが治る可能性があるならなんでも試したいという思いがあった。

鍼灸院の受診

予約日当日。鍼灸院に行って問診等を行い、改めて猫アレルギーのことを聞いてみたら、「人間の自己免疫力が上がれば治る可能性はある」と、先生は力強く話した。

自分の免疫力が十分に発揮されれば、アレルギーに打ち勝てる。免疫力が十分に発揮されるには、身体の季節が、自然の季節と一致している必要がある。例えば、季節が夏なら、身体も夏。この季節の考え方は、東洋医学的な考え方だから、暦上は夏真っ盛りでも、すでに秋であるかもしれないし、その場合は身体も秋になっていなければならない。

いつ治るかは人による。季節が乱れている人は長期間かかるケースもある。それに、水分を多くとるべき時期、身体を冷やさない方がいい時期など、季節ごとに適した過ごし方があるから、身体と季節が一致するかはその人の過ごし方にもよる。季節ごとの過ごし方を意識して生活すれば乱れないし、自己免疫力も存分に発揮できる。

ざっくりいうとこんな感じだ。

いつ治るかはわからないけど、アレルギーが治る可能性がある。0じゃない。よく、アレルギーは治らないなんていうけど、治るかもしれないんだ。

希望を抱いた私は、その鍼灸院で治療をしてもらうことにした。

鍼灸院での治療スタート

最初は、私の身体の季節が乱れまくっていたから、4、5日おきに行って鍼を打ち、整えてもらった。次第に、季節が一致してくるようになったら、1か月に一度、数カ月に一度など、季節の変わり目とかに行くように。その間、季節の過ごし方が悪くて乱れたりした場合は、改めて1か月に数回行くなど、状況に応じて行く頻度を調整した。

お灸のやり方も教えてもらって、必要なときには自宅でお灸もし、季節に合った過ごし方も意識して生活した。(余談だが、たまたま通った日に生理痛があったとき、鍼を打ってもらったら、瞬時に痛みが消えた。心の中で「すげー」と大興奮)

もちろん、近場とはいえ頻度高く通うのは大変だったし、金銭面も負担はあった。だが、病院に「症状を出さないために薬を買いに行く」よりも、「アレルギーが治るためにお金を使う」ほうが断然いいし、切実に「猫アレルギーを克服したい」「わらびとまた一緒に寝たい」と思っていたから、真剣だった。治ると信じて、真剣に通っていた。

鍼灸院に通っていても、薬は飲み続けていた。鍼灸の先生にも、薬は飲んだ方がいいか相談したら「とりあえずまだ飲んでた方がいい」とアドバイスをもらった。

④薬からの脱却

鍼灸院に通い始めて1年ほど経ったとき、私の身体が季節と一致するのが数か月間で3回くらい続いた。

これならいけるんじゃないかと思った私は、「アレルギーの薬やめてみてもいいか」と相談。すると、「これだけ季節と合っているから、2、3日お灸をやったら、試してみてもいいかもしれない」と先生から許可が。

そして、先生の言うように2、3日自宅でお灸をやり、鼻炎と気管支系の2種類とも、薬を飲むのをやめた。

脱・薬の結果

薬をやめても、咳が出ない。息苦しくない。通常の呼吸が、できる!

すごく嬉しかった。正直、最初は薬を飲むのをやめるのがとても怖かった。また息苦しくなって、死が頭をよぎるのではないか。恐怖と緊張のなか、薬を飲まない選択をした。

だが、まったく問題ない。ほんとーにときどーき咳が出るくらいで、アレルギー前の状態とまったく同じ! (薬を飲まなくても)呼吸ってこんなに深くできるんだ! 簡単にできるんだ!

わらびを寝室へ

嬉しすぎて、わらびを寝室に入れ、一緒に寝た。そのときも「やっぱ症状が出て死んだらどうしよう」と怖かったけど、久しぶりでわらびもすごく嬉しいのか、めちゃくちゃ甘えてくる。

そんなわらびがかわいいし、咳は出ないしで、もう感動。無事に朝を迎えられて、東洋医学すげー! って、胸の辺りが開けて、温かくなる感じがして、本当に感動、興奮。またわらびと寝られる日が来るなんて……。

(これも余談だが、もう1匹の子は一緒に寝ない子。わらびは人と一緒に寝るのが好きだけど、もう1匹の子は一人で寝たいみたい。でも、部屋を開けていると入ってきて、甘えてはくる)

⑤ラドン浴で鼻詰まり根絶

薬を飲まなくなって咳は出なくなっても、まだ鼻水は出るし、鼻は詰まる。私の花粉症が出るのは春だ。春でもないのに鼻水が出るのは、猫アレルギーの影響だろう。もともと、年がら年中こんなに鼻の調子は悪くなかった。

鼻水や鼻詰まりもどうにかしたい。いまとなっては、常に鼻どおりがよかったときの状態が思い出せない。鼻水が出て、基本的に鼻声の生活なんて、辛い。嫌だ。鼻どおりがよくなりたい!!!

そんなとき、母から「ラドン浴」の話を聞いた。もともと地域に施設があるのは知っていて気になっていたけど、調べたことはなかったから内容は知らなかった。

ラドン浴はガンにも効果があるらしい。細胞から活性化するそうだ。鼻炎にも効くそうな。

こりゃ行ってみなければと、さっそくラドン施設へ。

ラドン浴開始

施設の人から説明を聞いたところ、重い病気系も、花粉症や鼻炎にも効くとのこと。ラドン浴とは、簡単にいうと、岩盤浴をイメージしてもらえばいい。

「どのくらい通えば鼻炎が治りますか」と聞くと、もちろんこれも「人による」。ただ、その施設の人は3ヶ月くらいで治ったとのこと。「最初は週1とか」と勧められたから、早く治したかった私は週1、2(主に週2)ペースで通い始めた。

鍼灸は身体の免疫力アップ、ラドンは細胞活性化。こりゃ、相乗効果で相当いいんじゃないか。アレルギー克服スピード上がるんじゃないか。

ラドンの頻度を高くした理由

私が通う頻度を高くするほど早く鼻の不調を治したかったのは、普段から鼻をかんだりするのに仕事ややっていることが中断されて時間がもったいなかったというのがひとつ。もうひとつは、朗読動画を動画投稿サイトに投稿していたから。

私は小説を書いている。その作品の朗読動画を投稿するにあたり、鼻が詰まっている、鼻水が出るような調子悪い日だと収録できない。鼻の調子がいい日に収録していても、途中で鼻が詰まってきて鼻声になって、何度も中断。そういう日は、途中であきらめてやめたこともある。

鼻声の状態で収録するの嫌だし、鼻が詰まっているから読みづらい。それに、聞いている側も耳心地が良くない。市販の鼻炎薬を飲んでも、鼻どおりは良くなる一方でどこか鼻の奥の方は詰まっている感じがして、やはり鼻声っぽくなる。薬で対処は難しかった。

私は鼻詰まりのせいでやりたいこともできないのかとショックだった。ちょうどそのころ友達と遊んだのだが、薬を飲んだにも関わらずやはり鼻の奥の方が詰まっている感覚があって、一人だけもろに鼻声だった。それもものすごく恥ずかしかった。

そういうこともあり、私は早急に鼻の不調を治したかった。

体調の悪化

ラドンに通うと、鼻どおりがよくなった。完璧に鼻水が出なくなったわけじゃないけど、鼻にスースーと空気が通るように。ラドン効果ある! やべー!

と喜んでいたら、数回通ったあと、おかしなことが起きた。

喘息のような咳が出たのだ。すでに忘れ始めていた、あの息苦しい咳。喉がヒューヒュー鳴る。苦しい。しかも、鼻水もいつもよりひどくなった。

これは苦しい、辛い。私は約7か月ぶりに病院からもらった気管支の薬を飲んだ(また症状が出たときのために、念のためとっておいた)。それまでまったく問題がなかったのに。病院から処方された気管支の薬と鼻炎の薬、市販の鼻炎薬をときおり飲むように。

あれ? おかしいぞ。最初にラドンやったころは、鼻どおりもよくなってハッピーだったのに。いまじゃ鼻は前以上に悪化しているし、咳は元に戻った感じだし。え、ラドンの好転反応? それにしちゃ症状がひどいのが長すぎない?

ラドンをやり、体調が悪化して1カ月後くらいに鍼灸院に行った。身体の季節チェックのために、もともと予約してあった。

鍼灸でのチェックとアドバイス

身体を診てもらうと、身体の季節は季節と一致しておらず、乱れていた。

そこでラドンの話をした。ラドン浴をする室内は、暑くて長時間いるとものすごく汗をかく。加湿器も使えるから、使った場合は高温多湿の状態となり、滝のように汗が流れる。着ている服がびしょ濡れになるほどだ。

ラドン浴がどういうものなのかを先生に話すと、「いまの季節的に水分がよくないから、加湿器や汗で水分に触れすぎているのかも」「だから、ラドンに行くときには汗をかいたらすぐに拭き、加湿器も使わない。できるならそうしたほうがいい」とアドバイスをもらった。

あーだから身体の調子悪すぎたんだ。季節が一致してないし、季節的に身体に悪いこともしていたから。

次のラドンの予約日。さっそく先生のアドバイスを実践した。アドバイスをもらった日に鍼も打ってもらっていたし、汗を良く拭くなど水分にも気を付けたから、咳も鼻水も出なくなり、鼻どおりも良くなった。

それからまた、気管支、鼻炎、どちらの薬もまったく飲まなくなった。飲まなくても、平気になった。

身体の調子がよくなっても、先生のアドバイスを受けてからの約1か月半は引き続き週2ペースでラドンに通った。

金銭的、時間的負担を考え、鼻どおりいいし、身体もまったく問題ないしで、ペース落としてもいいなって判断してからは、週に1回、その後、月1~2回ペースに変更。いまではもう、一旦通うのをやめている。

⑥猫アレルギー克服

アレルギーが判明して約3年。鍼灸院に通い始めてからは約2年(そのうち、ラドンとの併用通いは約6か月)。約2年で、私はもうほぼほぼアレルギーを克服したといえる。鼻水は、モーニングアタックなのか、朝や午前に出るときはあるけど、そのあと消えて鼻詰まりがない。スースーしている。しかも、モーニングアタックがまったくないときもある。

いわば、いまの私は、私の理想通りの、鼻で呼吸できて、息苦しくなくて、鼻水もほとんど収まった状態。アレルギー発症前の私のような状態に戻ったのだ。

もう、本当に嬉しい。感動。ただ、いまでもわらびと寝るのは週末だけにしている。大丈夫だとは思うが、念のためだ。再度アレルギー検査をして、そのときに数値が激減していたら、もしくは徐々に部屋の開放率を上げていき身体に不調がなければ、毎日昼夜問わず寝室を開放し、毎日一緒に寝るつもりだ。

悲しいのは、一緒に寝なかった期間が長すぎたせいか、寝室を開放しても前ほど頻繁に一緒に寝てくれなくなった。そうだよな、「一緒に寝ていいんかな?」って思っちゃうよな。遠慮しちゃうよな。

鍼灸の先生は、「1年くらい身体と季節が一致したら、もう大丈夫でしょう」と言っていた。自己免疫力がちゃんと発揮されているし、自分で季節の過ごし方を意識して生活できる力も身についているから。

いま、数か月、季節と一致している。このまま一致チェックと調整で通い続けて、計1年一致したら、鍼灸も一旦やめようと思う。

本当に、鍼灸の先生にも、ラドンの施設の人にも、情報を教えてくれた別の鍼灸の先生や母に感謝している。自分にも感謝。季節に合わせて、深呼吸したり飲み物や生活習慣を気を付けたり、時間的・金銭的にも大変なのに頑張って通って、よくやった。

⑦終わりに

猫アレルギーは、治らないものじゃない。根気強く、信じて、真剣に取り組めば、私みたいに猫アレルギーを克服して理想の自分になれる可能性がある。クラス6の猫アレルギーが鳴りを潜めたんだもん。

もちろん、冒頭でも伝えたように、絶対なんていえない。ただ、猫アレルギー克服の実体験者として、猫アレルギーで悩んでいる人、猫と一緒に寝られなくて涙を流している人に、「鍼灸」を選択肢として伝えたい。本当に、東洋医学ってすごいと思う。

私の実体験が、猫アレルギーで悩むあなたの役に立ちますように。

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