こんにちは、松波慶次です。
今回ご紹介するのは『迷路館の殺人』。
個人的には迷路が好きなので、「迷路館」って楽しそう……
方向音痴だから、すぐ迷いそうですが笑
以下ネタバレ注意です!!
タイトル:迷路館の殺人
著者:綾辻行人
あらすじ
内部が迷路となっている館に招待された小説家4人。
そこで4人を育て上げた有名作家が殺害されたが、その作家は「4人の小説家のうち一番素晴らしい小説を書き上げたものに遺産を相続させる」と遺言を残していた。
密室の現場で小説を書き上げていく4人。しかし、その4人も次々と魔の手にかかり……
犯人は誰か? 思考を巡らせた先に待つ驚愕のラストとは!?
感想
「〇〇館の殺人」シリーズは、綾辻行人さんの代名詞、ですかね?
すみません、初読み作家さん+シリーズ初読みで、他の「館シリーズ」は読んだことがないのです。
しかし、綾辻さんのことを「館シリーズ」の作者として認識しており、どの作品も面白そうだと思っています。
なぜ、一番最初にこれを手に取ったかというと、読書仲間さんが「迷路館」をよく推していると思ったからです。
「読書好きな人が推すんだから間違いないな」と思い手に取ってみましたが、間違いありませんでした。
綿密に練り込まれたトリック、地図付きの分かりやすい解説、事件解決、と思いきや、ラストに驚愕の事実を投下してくる破壊力。
のめり込むように読んでしまいました。
ミステリー小説は好きで良く読みます。犯人に目星をつけながら読んでいきましたが、私の推理は当たっていました。
と、言いましても、誰かが殺害されたり、新たな情報が出てくるたびに「この人犯人だよな~」「やっぱこの人怪しいな~」と二転三転しましたが笑
でも、最終的な「犯人はお前だ!」は合っていたので、良しということで(^^;
事件解決して、一件落着!
自分の推理は当たってたな~
なんてホクホクした気持ちでいたら、ラストを読み進めるうちに
え!?そういうことだったの!?
それは気付かなかった!!
とやられました。
そうくるか~
ただでは転ばないな~
綿密なストーリー構成に脱帽。
他の「館シリーズ」も読んでみたくなりました。読もう!!
余談ですが、迷路館って楽しそうです。
私は迷路が好きで、テーマパークとか行ったときに「迷路」のゾーンがあるとついつい入ってしまいます。
複雑な迷路は、楽しいですよね♪
実際に迷路館なるものがありましたら、ぜひお邪魔したい。
ただし、地図は必須アイテムとしてください。
私は方向音痴なので、自分の部屋も出口も分からず途方にくれてしまいそうです笑
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