こんにちは、松波慶次です。
今回ご紹介するのは、かの剣豪、宮本武蔵が記した兵法書『五輪書』の現代語訳です。
私は武術を習っており、また、歴史が好きで、宮本武蔵が記した兵法書というのに興味があったので、読んでみました。

タイトル:新編真訳 五輪書ー兵法二天一流真諦ー
原著:宮本武蔵
編・訳:宮田和宏
内容
剣豪・宮本武蔵が記した兵法書『五輪書(ごりんのしょ)』を、細川家伝統兵法二天一流第11代継承者の宮田和宏氏が解説。
五輪書は、「地(ち)の巻」「水(すい)の巻」「火(か)の巻」「風(ふう)の巻」「空(くう)の巻」の5巻にわけられている。
それを現代語になおし、わかりやすくまとめた一冊。
感想
冒頭でもお伝えしたように、私は歴史が好きです。剣豪・宮本武蔵が記した兵法書『五輪書』。それを読めるというなら、ぜひ読みたい。そう思い購入しました。しかも、購入した場所は宮本武蔵がまさに五輪書を記した場所「霊巌洞」です。
きっと五輪書売られているだろうな~。あったらせっかくだし、その場所で買いたいな~と思っていたら本当にあったので、購入。なんだか感慨深かったです。
それに、私は武術を学んでいます。剣術ではありませんが、きっと役に立つだろうと思ったのも購入理由のひとつです。
結論を言うと、これは役立ちます。実際に、武術の稽古のなかで、「居付く」のはよくない、頭から糸が伸びていて吊られている感覚、身体を緩ませておく、などの話があるのですが、同じようなことが五輪書に書かれていて、「やっぱり大事なことなんだ」と改めて実感しました(一応言っておきますと、稽古のなかで信じていなかったわけじゃないですよ。より重要性を理解した、という感じです)。
二刀で戦う、一刀しかなければ一刀で戦う、一刀もなければ徒手で戦う。刀に依存せず、どのような状況でも勝てるようにする。そのために鍛錬する。
すなわち、五輪書は剣術書ではない。剣術も教えてはいるのですが、命をかけた戦いのなかで「相手に勝つ」ための鍛錬の大事さ、行動、立ち回り方、心の在り方などを説く、まさに「兵法書」。
しかしこれは、なにも「命をかけた戦い」だけに通じるものではない。目標に向かってただひたむきに鍛錬する。諦めない。そういう、現代人にも通じることを教えてくれています。
五輪書は、武術をやっている方にはもちろんオススメできますし、人生に悩んでいる方などは、読んでみると「目標に向かって日々頑張ろう」と思えるかもしれません。
