【モモ】余裕のない大人必見!時間泥棒に時間を奪われていませんか?

こんにちは、松波慶次です!

このたびご紹介するのは『モモ』

学校の図書館とかで見かけた人もいるかもしれませんね。児童書ですが、大人も楽しめます。忙しい大人にこそ、読んで欲しい一冊です。

以下ネタバレ注意です!

タイトル:モモ
著者:ミヒャエル・エンデ
訳者:大島かおり

あらすじ

髪はボサボサ、常に裸足の、どこからやってきたかも分からない小さな女の子・モモ。

そんなモモは、掃除夫ベッポや語り屋ジジ、その他大勢の子供たちと仲良く暮らしていました。

しかし、次第に町の大人たちが時間に追われ、時間を倹約するようになっていったのです。

なぜなら、時間泥棒の灰色の男たちが、大人たちの時間を奪ってしまったから。

小さなモモは、時間泥棒たちから時間を取り戻すために勇気を振り絞ります。

感想

小学生のときだと思いましたが、学校の図書館にこちらの本がありました。単行本で、分厚くて、他の本と比べても存在感が強かったことを覚えています。

当時も気になっていたのですが、結局手に取らず……。

長い時を経て、いまやっと手に取りました。

読み始めたばかりのときは、平仮名の多さに読みづらさを感じました。小学5、6年生向けの本なので、平仮名が多いのは仕方ないのですが、久しぶりの児童書に慣れず(^_^;)

それでも、読み進めるうちに平仮名の多さにも慣れてきて、すんなり物語の世界に入っていくことができました。

時間泥棒から奪われた時間を取り戻す物語。

時間を奪われた大人たちはせかせかと動き、一分、一秒も無駄にしないようにゆっくり談笑することもない。

常にイライラして、子供たちの相手などするわけもなく、すべて自分の時間を無駄なく過ごすことに費やす。

無駄なく過ごそうとするあまり、夜でも活動。客のことも蔑ろ。

せかせかせかせか。イライライライラ。

現代の大人を表しているようでした。いえ、現代だけではない。いつの時代にもいる、忙しない大人を描いています。

時間はとても大切です。誰にも平等に同じ時間しかありません。そのため、上手に過ごさないと「無駄」な時間を過ごすことにもなりかねません。

だからといって、時間に追われてばかりいるのも、息苦しい。

たまには友達や家族とゆっくりお話ししたり、ばかみたいな遊びに熱中したりすることも、大切かもしれませんね。

モモの勇気や成長、物語も楽しめますが、時間について考えることもできる作品です。

「忙しい」、「時間がもったいない」が口癖の方、ぜひコーヒーでも淹れて、ソファにゆったりと座り『モモ』を読んでみませんか?

読み終わったとき、心に余裕ができるかもしれませんよ。

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