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【僕はパパを殺すことに決めた】親の愛とは?家族とは?

こんにちは、松波慶次です。
今回ご紹介するのは、『僕はパパを殺すことに決めた』です。

実際に起きた事件の、著者による取材の記録、ノンフィクション本です。

以下ネタバレ注意です!

タイトル:僕はパパを殺すことに決めた
著者:草薙厚子

あらすじ

2006年6月。秀才だった16歳の少年が、実の家に放火し、継母と異母弟妹の命を奪ってしまった。

殺意の矛先である実の父親は、当時留守だった。

なぜ、父親不在の家に放火したのか。マスコミが流した情報を正すとともに、事件の真相や少年の「家族」について綴られている。

感想

この事件が起きた当時、私は中学生でした。「奈良エリート少年自宅放火事件」と呼ばれているこの事件のことを、私はほとんど覚えていませんでした。

著者が語っているように、少年犯罪事件は起きた当初は騒がれるものの、未成年犯罪という点や、次から次へと新しい事件が起こる点から、報道回数は減っていき、別の事件の報道に移り変わっていきます。

それはすなわち、必ずしも「真実」が報道されたわけではないということ。もっと言うなら、「あの事件は〇〇だったみたいだよ」と、間違った情報が人々の記憶に残ってしまうということ。

この本を読み、「日本の少年犯罪に対するメディアの報道の仕方のこと」、「事件の真相」、「血の繋がりと家族のこと」を知ったり、考えたりすることができて、私は、多くの方に読んでいただきたい本だと思いました。

一気読みしてしまうほど、強烈でした。読書中、抱いていた感想を言語化するのは難しいですが、心が重かったです。

事件を覚えている方も覚えていない方も、気になった方はぜひ読んでみてください。

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