こんにちは、松波慶次です。
なんか家にありました。『ビル・ゲイツの面接試験』。
ビル・ゲイツはマイクロソフト社の創業者ですね。

タイトル:ビル・ゲイツの面接試験
著者:ウィリアム・パウンドストーン
訳:松浦俊輔
内容
マイクロソフト社が面接で出しているクイズ(問題)が多数収録されている1冊。
問題だけでなく、マイクロソフト社のこと、ビル・ゲイツのエピソード、採用試験について、クイズに対する世間の関心など、幅広くまとめられている。
感想
小説じゃないし、解説本? ビジネス本? が翻訳された一冊だし、ちょっと読みづらさはありましたが、面白かったです。
ゲームに負けそうになると電源を落とすというビル・ゲイツの負けず嫌い(ゲーム好き?)エピソードが面白かった。子どもか笑
面接問題の数々は、とにかくもう、難しすぎ。問題文も長すぎ。面接で問題文を「言われた」だけだったら、問題文を覚えられない・理解できないで、わけがわからなくなりそう。
無論、承知していましたが、私にはマイクロソフト社は無理です笑
面接でストレスをかける、というようなことがよく書かれていましたが、ストレス面接なんてやだな。ストレスをかけてストレス耐性を見るなんて……これも書かれていたように、仕事中ストレスがかかる機会なんて少ない&モチベーションが高い状態がベストだから、ストレス面接なんてやるもんじゃない、みたいなこと。頷けました。この本、最初に2003年に発行されているので、いまじゃストレス面接なんてどこの企業もやってないかもしれませんが(アメリカ企業と日本企業はまた違うのかな?)
面接問題は、「橋を渡る問題」「不貞の村の問題」「導火線の問題」「面接室の問題」「母音の裏は偶数の問題」が特に面白かったです。というか、解答を読んで、まだ(なんとなくでも)理解できた内容でした。いや、「面接室の問題」はやっぱよくわからなかったな。数字がたくさん出てくる(計算が多い)やつは、理解できないから流し読みです。
なかでも、それぞれスピードの違う4人の人間が17分で崩れ落ちる一度に2人しか渡れない橋をひとつの懐中電灯を使いながらどうにかして渡る「橋を渡る問題」が楽しかった。
この本の中身の問題は基本的に自分で解答を導き出すことはしませんでしたが、「橋を渡る問題」はじっくり考えても楽しかったかもと思えます。
ビル・ゲイツがうんぬんというより、この本はクイズ好きにおすすめです。激ムズ問題を解きたいという方は、ぜひ挑戦してみてください(解答も載っています)。