こんにちは。松波慶次です。
2019年10月1日の読書記録です。
今回は、『完全教祖マニュアル』の感想を綴らせていただきました。
タイトル:完全教祖マニュアル
著者:架神恭介・辰巳一世
知人からの勧めで読んでみましたが、感想を一言で言うと、面白い!
のほほんと生きている人がどのようにすれば教祖になり、甘い汁を吸えるかを示してくれる実用書で、やることを一つ一つ順を追って説明してくれるから、分かりやすいです。
キリスト教、イスラム教、仏教など、さまざまな宗教的な話も分かりやすく例として挙げられているので、そこだけでも十分興味深いものでした。
それぞれの宗教で考え方も違うし、教えも違う。信者の中から新たな解釈をするものが現れ、独立し、教祖となる。
教祖は誰にでもなれるということです。
教祖の仕事は、信者をハッピーにすること。
ハッピーにできれば、それでいい。
ハッピーにできるのなら、どんな教えでもいい。
内容も面白ければ、著者の文章表現もとても面白かったです。教祖にならせるために煽る、ときどき突き放すように辛辣な言葉を言う、など読者に向けた言葉が最高です。
面白くて、おかしくて、楽しめる一冊。
一から教祖になりたい人は、いかがでしょうか?
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