こんにちは、松波慶次です。
かっこいい渡部篤郎が目を引く今作。映画は見ていませんが、渡部篤郎が演じる「公安部外事課」の住本もめっちゃかっこいいです。
でも、パッとこの表紙を見たときに「江口洋介」かと思って、そこから、私が本を読んでいるときの住本のイメージはずっと江口洋介になりました笑
渡部篤郎も、江口洋介も、どっちもかっこいいけどね。
以下ネタバレ注意です!

タイトル:外事警察ーその男に騙されるなー
著者:杉江松恋
原案:麻生幾
脚本:古沢良太
あらすじ
警視庁公安部外事課・住本は、目的のためなら手段を選ばない「公安の魔物」。民間人でも金と言葉で操り、スパイにさせる。
日本で製造された技術と濃縮ウランが結合されて、核爆弾が作られる危機が発生した。
住本は、自分の部下たちを集め、核のテロを阻止するために動く。
日本と韓国を舞台に、住本と外事課メンバー、韓国のNIS(インテリジェンス機関)が暗躍するサスペンス。
感想
面白かったー!
冒頭でも言いましたが、住本がかっこいいです。相手の感情(怒り)を煽って、コントロールして、民間人……今作では、奥田果織という女性をスパイに仕立て上げて、やってることはめちゃくちゃだし、いざ自分が「利用される側」になったらイヤですが、「テロ阻止」「民間人の命を守る」という信念に基づいている行動なのでやっぱかっこいい。
驚いたのが、ラスト。奥田果織の夫がテロ組織の一味だったのですが、その夫がいろいろあって死んで、テロ組織は果織にテロに必要なスイッチを韓国に持ってくるようにと、果織の娘・琴美を拉致することで従わせました。
果織は、拉致事件がある前に、住本に交渉役として協力してほしいと頼まれていましたが、それを断っていました。しかし、娘が拉致されたことで住本に協力することにして、一緒に韓国に行ったんです。
このエピソード、すべて住本が仕組んだことでした。それがラスト、本当に最後の最後にわかったんです。
住本は、果織をテロ組織との交渉役として韓国に向かわせるために、果織の娘を金で雇った韓国人に拉致させ、しかも拉致を阻止しようとした果織にケガまでさせました。そこまでやって、果織を「こちら側」に引き込んだ。果織がキーパーソンだったとしても、まさか住本が仕組んでいたとは。
変ではあったんです。琴美は拉致されて韓国に連れていかれたはずなのに、テロ阻止のあと、なぜか日本の教会にいました。その違和感が、最後の最後で「なるほどな~」と。
やってくれるぜ住本。やっぱ恐ろしい男だ。でもかっこいいぜ。
もうひとり、かっこいい男。安民鉄(アン・ミンチョル)という韓国のNIS(インテリジェンス機関)のメンバー。外事課と似たような組織のメンバーなので、市民の命を守ったりテロ阻止したりする人。
この安民鉄も、「市民の命を守るため」に動いていて、熱すぎない、クールな「熱血漢」(矛盾してる? でもクールだけど熱いんだよ)で、最終的に住本と組んだときには、「おぉ!」と嬉しい&楽しくなりました。
安民鉄と住本のタッグは、また見たいです。続編とかはなさそうですが、相手の脾腹を殴り合ったりしていたけど、いやはや、好きな、良いタッグでした。
