こんにちは、松波慶次です。
今回ご紹介するのは、カフカの『城』です。
以下ネタバレ注意です!
タイトル:城
著者:カフカ
訳:前田敬作
あらすじ
測量師のKは、「城」から仕事の要請をえて村にやってきた。
しかし、城へは入れず、周りの者に城について尋ねてもちゃんとした答えが返ってこない……。
『変身』のカフカが描く、長編小説。
感想
まずね、本当に申し訳ないんですけどね……。
途中から読みづらくなってしまって、ほとんど流し読みになりました……。
百ページくらいまでは良かったんです。測量師Kに変な助手がついたり、フリーダという女の子とよく分からないままに許嫁になってしまったり。
ちゃんと読めていたのですが、途中から急に読みづらさを感じまして。例えるなら、『カラマーゾフの兄弟』みたいな感じ(私、カラマーゾフは過去に二度ほど、読むのを途中で断念してるんです)。
改行がまったくなく、ずっとセリフで、しかも、海外小説でありがちな派手なミュージカル調な感じ。
そこからは身が入らなくなってしまって、ほぼ流し読みで、気になったところだけ読むって感じになりました。
結局、助手は助手じゃなかった? 仕事じゃなくて、別の意図でKは村に呼ばれた?
カフカの小説は『変身』を読んだことがあるのですが、そちらは読みやすくすいすい読了したので、『城』はまさかの難読書でした。
これはですね、一旦記事に綴っておきますが、またいつか読み返さないとですね。カラマーゾフも、いい加減読み終わりたいなぁ……そっちも、三度目? のトライしようかな……。
ろくな感想になっていませんが、またいつかちゃんと読み込みたいと思います!